シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』

2020 年 5 月 31 日 日曜日 投稿者:電脳随想

タイトル:休校中の過ごし方(中学生編)

【所属部署名及び投稿者名】
S∀LTE(ソルテ)課 桑山

こんにちは。S∀LTE(ソルテ)課の桑山です。
新型コロナウイルスの影響は多方面に深刻な影響を及ぼしていますが、兎にも角にも、みな様のご健勝をお祈りするばかりです。
我が家で色濃く影響を受けたのは子どもたちでした。
進級を目前にしての休校、新学年に入ってからも再度の休校。
「休みではなく自宅学習」を念押すプリントも配布されましたが、大人でも自宅待機と休みの区別をつけた過ごし方をするのは容易なことではありません。
案の定ダラダラと過ごしていた我が家の中学生。双子なのも悪影響し、自宅にいながら遊び相手はいる始末。
そのうち世情も落ち着くだろうと看過していましたが、自宅学習は長引くばかり。
さすがに業を煮やした親チームは、毎日の「自宅学習定時進捗報告」を義務付けることとしました。

[自宅学習定時報告(桑山家の場合)]
■ツール
LINE
− 子どもたちには家族共用のタブレットにアカウントを作って渡す。
− 我々親のアカウントと合わせたグループを作成。

■定時報告の流れ
・出勤前、子どもたちに「今日やる課題」をヒアリング。
・報告時間を定める。
− 10時、12時、14時(日によっては15時)など。
・定時になったら子どもたちは進捗(定時までにやったページ)を写真に撮り、LINEグループに投稿。
− 親はその投稿をチェック。必要に応じてコメント、スタンプなどでコミュニケーション。
こんな流れを自宅待機後半はやってみました。

【良かったこと】
・子どもたちも「やること」を意識し、生活改善できた。
・親側の猜疑心が低減された(ゼロにはならなかった)。
・やりとりを通して、ITツールの使い方も教えることができた(リテラシ含む)。
・運動の様子も動画で送ってくるなど子どもたちもツールを楽しむことで積極的に何かして過ごそうという意識が芽生えた。
悪かったこと、課題もないではないですが、「だらだらさせない」という当初の目標は達成できたので良しと考えています。
やがて学校生活も再開され、「定時報告」が来ることはなくなりましたが、仕事で遅い日などは「お父さん何時になる?」など子ども達から連絡が来るようになり、ちょっと新鮮な日々も続いています。
我が子等の文章力も見れて意外と面白いです。
とは言え、一刻も早くコロナウイルスに怯える日々が解消され、子ども達にもみな様にも新たな生活様式に則った平穏な日々が訪れますように。


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