シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
『30日間チャレンジ』
技術部 中野 龍
TED Conference(テド・カンファレンス)ってご存知でしょうか?
TED Conferenceとは、アメリカに本部があるTED(Technology Entertainment Design)という非営利団体が毎年開催している大規模な講演会のことで、「ideas worth spreading (広める価値のあるアイデア)」をテーマに、医療/政治/科学/アート/ITなど多分野にわたる講演が行われています。
また、その講演動画は「TED Talks」として無料で公開されています。
その講演動画の1つに、「マット・カッツの30日間チャレンジ」というものがあり、この動画を見た当時、すごく感銘を受けたのを覚えています。
この講演者のマット・カッツさんは、大学でコンピューターサイエンスと数学を学ばれ、講演当時はGoogleのソフトウェア・エンジニアだったようです。
その講演を要約すると、下記のような内容になります。
・自分の人生に加えたいと思っていることを、試しに30日間やってみる
・30日というのは新しい習慣を身につけたり、悪い習慣をやめるのにちょうどよい
・月日がいつの間にか過ぎ去っていくかわりに、記憶に残るようになる
・30日間チャレンジをする中で、自分に対する自信がついた
この動画を見た私も、マット・カッツさんを見習い、いくつかの30日間チャレンジを行ってみました。
・写真をうまく撮れるようになる
=> 30日間毎日何か写真に撮る、うまいかは別として達成できました
・ピアノを弾けるようになる
=> 30日間毎日ピアノを弾く、これはなんとなく様になりました
・ハーフマラソンに出るぐらい走れるようになる
=> 30日間毎日5kmランニング、これは断念。毎日走るのは難しい
などなど。
実際に体験して感じたことは、30日同じことを時間を取って続けるのは難しい、ですがやり終えるとそれなりに身につきますし、達成感もありました。
また、ごく小さい変化でも毎日続けることで、大きな変化に繫がるということも実感しました。
そして、これから先やってみたい事は下の2つです。
・ドラムを叩けるようになる
・毎日2分間、腹筋を割るトレーニングをする
この結果は、次回の電脳随想でご紹介したいと思います。
ということで、動画は3分ちょっとと短く日本語訳もありますので、皆さんぜひご覧になってみてください。