シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
鹿児島の魅力
システム開発課 今門克行
職場が中央駅近辺ということで、キャリーバッグをひく観光客の方をよく見かけます。
外国の方も相変わらず多いですが、「西郷どん」効果か、国内からの旅行者も増えてきているように感じます。
県外に住む、私の友人・知人達も鹿児島を訪れ、案内したことも何度かあるのですが、その時に聞かれるのが、「どのお土産がおすすめ?」ということです。
聞かれたほうとしては、少しでも鹿児島をよく思ってもらおうと思い、ネットや雑誌で探しまわります。
「今、話題の〇〇」とか「人気NO.1!〇〇をぜひ味わって!」みたいなキャッチフレーズに惹かれ、あれこれ考えあぐねるのですが・・
来鹿して土産物屋で試食した友人・知人が選ぶのは、鹿児島県民にとってはすっかりお馴染みの、さして珍しくもない、オーソドックスな商品であることが多いです。「かるかん」「さつまあげ」「ボンタンアメ」「兵六餅」などなど・・
一緒に土産物屋をまわりながら、ちょっと拍子抜けしたりするのですが、よくよく考えてみたら、上記のような製品は、なかなか他県ではお目にかかれないものばかりです。例えば、かるかんの白い生地などは、かるかん以外で使われているのは見たことがないです。
私たち鹿児島県人にとってみたら、ごくありふれたものでも、他県の人からすると、何これ?おいしい!となるのは、わかる気がします。
鹿児島の魅力は、足元をみるとたくさんころがっているのかもしれません。