シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』

月曜日, 4月 9th, 2018 投稿者:電脳随想

『マイナーな歴史スポット』

ICT企画課 菊永繁和

1月7日から始まったNHK大河ドラマ「西郷どん」効果でしょうか、鹿児島県内の観光客が多いですね。
西郷どん銅像や、生誕の地、蘇生の地などのゆかりの地では記念撮影をされる方を多くみかけます。

私自身も幕末から明治期の歴史は好きな方ですが、戦国から江戸初期の時代、そして大々的な観光名所ではなく、
伝説や、言い伝えられてきたマイナーな歴史スポットが大好きです。

本日はそんな歴史スポットを紹介します。

・伝・豊臣秀頼の墓 (結構有名かもしれませんが・・・)
鹿児島市の谷山には秀頼の墓と伝えられている宝塔があります。
秀頼は大阪夏の陣で自害された言われてますが、ひそかに大阪城を抜け出して、
真田幸村などに守られ、島津家を頼ってここ、薩摩の谷山に逃れてきたとのこと。

近くには木之下川があったり案内表示板がたてられてたり、
本当かどうかは置いといて、想像するだけでも楽しいものです。

駐車場はなく道が狭いので徒歩か自転車がおすすめです。

・伝・真田幸村の墓
頴娃町牧之内雪丸地区にあります。
秀頼薩摩逃亡を手助けしここ頴娃町に逃れてきたとのこと。

暖かい印象の南薩に、雪の字と、真田丸の丸の字と関係性があるとかないとか。

・宇喜多秀家の潜居地
垂水市牛根の国道220号沿いにあります。
関ケ原の戦いで敗れた西軍の5大老の一人でもある宇喜多秀家が、
この地で2年弱も潜居していたとのこと。(こちらは伝説ではありませんが)

歴史の表舞台から外れた方々が、中央からほど遠いこの薩摩の地で、
どのような心境でどのように過ごしていたのか、ただただ想像するだけですが、
隠れた歴史スポットを散策するのもよいのではないでしょうか。


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