熊本城 × 特撮美術 天守再現プロジェクトのワークショップに行ってきたよ。

日曜日, 2月 25th, 2018 投稿者:くらや

2016年の4月に熊本で起きた地震により大きく損傷をした熊本城、今現在も大部分の立ち入りが規制されています。そんな熊本城ですが、特撮美術監督の三池敏夫さんらが中心になって1/20スケールで再現しようというプロジェクト展が熊本現代美術館で3月18日まで開催されています。

熊本城 × 特撮美術 天守再現プロジェクト
http://www.kab.co.jp/special/tenshu_saigen/

このプロジェクト展の一つに、「熊本城を撮る!」撮影ワークショップが2月10日にあったので、このたび別の課の特撮大好きスタッフと一緒に行ってまいりました。

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まずは熊本城!

石垣の模様など細かい!!館内ではメイキング映像も見ることができるので、どのようにしてこの模様などを作っているのか楽しめますよ!

続いては熊本市中心部の通町筋駅あたりの町並み。こちらも忠実に再現!

流石に1/20スケールとなると、人間のほうが圧倒的に大きく見えます。今回はスタッフの方がゴジラの被り物をして演技をしてくれました。あぁ熊本城が!!!

これはメインのアーケードだったかな?

町並みに出てきている人はフィギュアではなく、実際の写真を切り抜いて配置したもの。フチなどをじっくり見るとさすがにわかってしまいますが遠目でパッと見ただけでは気づかないのではないでしょうか。

ちなみに模型の中に出てきている人物ですが今回のワークショップ前に自分の写真を送っておくことで、当日切り抜いて配置できるコーナーがありました。私達も送っていたので切り抜き作業に挑戦。

まずは印刷された写真をデザインナイフやハサミなどを使い切り取ります。自分の写真だったので遠慮なくバサバサ切っていったら「超早いですね」とスタッフの方に言われてしまう。

切り終わったら、写真を立たせるための棒を写真の裏に、土台となる紙を足元に貼り付けて完成(雑な説明)。シンプルな写真だと慣れてくると5分で1個作ることができるようになります。

出来上がった自分のミニチュアと一緒に撮ってもらいました。

ダブルピースピース!!(あぁ…寝癖が…)
平面の写真のはずなんですが遠くから見ると立体感ありますね。多分おそらく模型の中の何処かにひそんでいるはずなので良ければ探してみてね!

今回のワークショップでは三池監督の特撮技術を生で見ることができました。これは夕焼けを作っている様子。光源のライトにオレンジ色のフィルムと太陽の形となる円盤を設置。その前に綿を配置することで雲を作り出しているんですね!

そうやってできた風景はこちら。遠くから撮影しているので雲は熊本城にやや隠れてしまっていますが、日没の雰囲気出ているのではないでしょうか!あっという間にこのような光景を作り出してしまうのはさすがプロの技術だなぁと思いました。

あ、雲と言えば背景の絵も三池監督が書いたものらしいですよ。ただの雲と思いきや一部に何かが隠れて(?)いるので探してみるのも良いかも!

1.5時間のワークショップでしたが、あっという間に過ぎていきました。最後に参加者の方と写真撮影!

イベントは3月18日までやっていますのでよければ見に行ってくださいね!詳細は公式ページで
http://www.camk.or.jp/event/exhibition/tenshu_saigen/

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コメント
  1. いい写真を撮ってきたですね。御立派。
    俳優の様な男の人もいますネー。

    Comment by hashi takao 2018年2月28日 8:36 AM

  2. hashi takao さん

    いつもコメントありがとうございます。
    実物はもっと立派で迫力あるので
    期間中、熊本に行くことがありましたら是非!!

    Comment by くらや 2018年3月1日 5:00 PM


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