シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
「私が熊本で学んだこと」
シナプス事業部コンタクトセンターチーム 田中 利津子
こんにちは！シナプスサポートセンターの田中です。
夏真っ盛りですが、最近では4月に起きた地震の事はニュースでも取り上げられなくなってきました。
鹿児島でも被害はあったものの隣の熊本県は地震で多大な被害を被っています。
地震が起きた当初、物資や募金など私も出来る範囲で支援をしていましたが、5月に非営利団体のボランティアツアーに参加し、実際に熊本の阿蘇へ行きました。
ちょうど緑が生い茂る阿蘇一番の観光シーズンなのに、ボランティアでお世話になった旅館など閑古鳥の状態。旅館の女将は私たちを見て、久しぶりに沢山の人に来て頂いたと喜んでくださいました。
青い山々は削れ、断層上にある道は大きく真っ二つ。アスファルトが大きく割れている所を目にし自然の恐ろしさを痛感しました。
そして今度は6月、阿蘇狩尾にて被害の大きい農業と観光業を担うイベント「阿蘇復興祭1000人田植え」に参加。
30～40年前に水枯れしていた産神社からなんと地震により水が湧き出て、その奇跡の水を被害のあった近くの田んぼへ用水路で引き、そこで1000人田植えをしよう！という企画。
当日は大雨でしたが、皆雨で濡れ、田んぼで泥だらけになりながらも多くの方と笑顔で田植えする事が出来ました。
田植えは初めてでしたが凄く体力が入り、一列苗を植えただけでヘトヘトです。普段何気に食べ物を口にしている事、生活出来ている事がどれだけ有難いか思い知った日でした。
被害の大きい箇所はありますが、阿蘇の自然は癒され所満載で、有名な白川水源があるなど水も食べ物も美味しい場所です。観光で行って現地でお金を使う事も大切な支援の一環だと、現地でずっとボランティアしている方から教わりました！
今だから出来る事もあります！どうぞ、お子様と一緒に熊本へ遊びに行かれてみてはどうでしょうか。