シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
『みなさんスケジュール帳はお持ちですか?』
経営管理部 岩元実穂
最近は手帳よりも、スマートフォンのスケジュールアプリなどで管理している方も多いのではないのでしょうか。
ご多分に漏れず、私もその1人のわけですが、なぜか手帳自体は毎年購入して持ち歩いています。
もともと予定だけではなく、その日あったことや記憶に残ったことをつらつらと書いたり、連絡先を書き留めたり、旅先のチケットを挟んだり記念スタンプを押してみたりと、ちょっとした日記帳代わりにしていたためですが、最近はそれすらもスマートフォンに取って代わられつつあります。
以前はできなかったのか?というとそうではなく、どちらかというと気持ちの問題のような気がします。
みたものの感想を書く代わりに写真を撮る、記念に残しておいたチケット(たいていなくしたり捨てたりする…)は手にとって眺めるのではなく画像としてみる、旅先でもらった神社仏閣の由緒などが書かれた案内はスキャナで保存して読むといったように、ちょっと前まではなんとなく味気ないなーと思っていたことが、いろんなものが進化して便利になってきたことで、データとして残しておくということに抵抗がなくなってきているようなのです。
予定を書いたり、みんなで落書きしたり、いろんなものを挟んだりして分厚くなっていく手帳はある意味1年間の記録だったのですが、いまはそれがスマートフォンだけで事足りるようになってきました。
なんとなく寂しい感じもするけど、これも時代の流れかなぁと友人と話していたのですが、それもデータが残っていればの話です。
便利になったと取るか、味気ないと取るかは人それぞれですが、うっかり削除しちゃった!!!ができるデータと違って、手帳は燃やしたり(!)破り捨てたりしない限り書いたことは残っています。
え?あれ?ぎゃーーーーーーーーーーーー!!!なんて叫び声をあげることがないよう、クラウドにあげるなりバックアップは確実に取っておきましょう…。