シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』

土曜日, 10月 3rd, 2020 投稿者:電脳随想

『検査の大切さ』

ネットワーク課 福山 智之

今年のはじめ、まだ新型コロナの感染者が鹿児島では確認されてなかった頃のお話ですが、ある朝目が覚めると頭痛と微熱もあったため、会社はお休みをいただき近所の内科を受診しました。

念のためにインフルエンザの検査もしてもらいましたが、結果は陰性。
風邪の症状と診断されたので、薬をいただき自宅で安静にしていました。

2日目、頭痛が悪化し、熱も38度を超えるようになりましたが、風邪との診断だったので、いただいた薬を飲んで安静にしておくしかないと思っていましたが、頭痛が更に悪化し眠れないほどになりました。

3日目、頭痛が全く治まらないため、素人判断ですが別の病院の脳神経外科でCTを撮ってもらいました。

結果は異状なし。脳には問題はないが感染症の疑いがあるとのことで、内科を再受診することをすすめられました。

4日目、最初に受診した内科とは別の病院に行きましたが、頭痛が悪化しているなら脳のMRIを撮ってもらった方がいいと、最初に受診した脳神経外科とは別のMRI設備がある病院を紹介してもらいました。

早速、その病院に行き、MRIをお願いしようとしましたが、おそらくCTで異常がなかったのならMRIでも異常は出ないと思われるとのお話。
ですが、これで何も異常がないとすれば後はどうすればいいのかわからないため、念のためにMRI検査をお願いしました。

結果は脳梁という左右の大脳をつなぐ部分に異常があるとのこと。
その病院には専門医がいないそうで市立病院を紹介していただきました。

5日目、市立病院で検査していただいた結果、特定はできないが何かの感染症により脳梁が炎症しているとのこと。ステロイドを投与してもらうと5日間苦しんでいた頭痛がすっかり治まりました。

最初に風邪の症状と診断されてからずっと安静にしているだけでは、どれくらいこの頭痛が続いていたのかと思うと…
自分が納得できるまでは色々な病院を受診して、検査していただくのは大切なことだなと思いました。


トラックバック

Leave a comment