シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
『光サービス用設備増設』
技術部ネットワーク課 上曽山 渉
シナプスホームページでお知らせした通り、1月28日に光サービス用設備の増設を行いました。これでインターネットの使い勝手が多少向上したのではないかと思います。
ご存じない方の方が多いかと思いますので、増設工事の流れを簡単に紹介します。
非公開情報がいくつかあるため、細かい部分には触れられませんが、ご容赦ください。
1.設備増設の打診
光回線の設備は基本的にNTT西日本のものをお借りする事になるので、増設可能か打診します。これは増設基準に照らし合わせて判断されます。
2018年の春に基準の見直しが行われたこともあり、複数台の増設が認められました。
2.工事申込
次は実際に設備工事の申込を行います。NTT側の設備に入れる設定を申込書に記載して提出します。
申込書の作成は記載項目が多く、非常に疲れます。間違いがあるとﾒﾝﾄﾞｸｻｲ大変なので複数人でクロスチェックしてから申し込むようにしています。
3.工事連絡待ち
申し込みが受理されたら、工事日が確定するまで連絡待ちとなります。
2～3ヶ月かかる場合もあるので、自社側のルータやサーバの準備をしながら連絡を待ちます。
4.工事日確定
工事候補日の連絡が来たら、実際にその日に行うかどうかを判断します。
1月28日工事で同意しました。
5.事前工事
新しい設備をサービスに投入する1週間前に事前工事を行います。新設備とシナプスの設備を実際に接続する工事です。
6.本工事
実際にお客様が新しい設備を使えるようにするための工事です。
工事はこれで完了となります。増設の打診から開通まで約6ヶ月かかりました。
ここに書いていない細々した作業もありまして、本当に長い時間と手間をかけて増設が完了しました。
しかし、これは単なる1つの節目です。より安定した快適なサービスを提供するために観測と検討を続けていかなければなりません。今回の増設前には、たくさんの通信速度に関するご意見を頂きましたので、同じ事が無いよう精進していきます。
今後も品質改善の努力は怠らない所存ですので、これからもよろしくお願いいたします。
