シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』

日曜日, 10月 21st, 2018 投稿者:電脳随想

窯元祭りに行ってきた。
コミュニケーションデザイン課 木崎めぐみ

この時期になると各地で窯元祭りが開催されます。
鹿児島では美山窯元祭りなどが有名ですね。
その中でも大分県日田市で行われる小鹿田焼(おんたやき)民陶祭に行ってきました。
昨年7月の九州北部豪雨の影響で被災し、原料の土を採る山が崩れ、土を砕く木製の唐臼(からうす)が破損するなどして作陶環境が整わず、中止となってましたが2年ぶりに開催されました。

向かう途中、崖崩れケ所があったり流れ出てきた岩や石ころで道が塞がれ新しく車道が出来ていたり、災害の爪痕がかなり残っていました。

そもそも「民陶祭って何?」と思っている方へ説明しますと、皿や茶わんなどの陶器を各窯元が軒先や庭で販売するイベントです。何割か安く買えます。
と言っても10軒の窯元しかありません

小鹿田焼は子供1人に技術を伝える「一子相伝」で、約300年の歴史を誇る国の重要無形文化財でもあります。

飛び鉋(とびかんな)、刷毛目(はけめ)という手法が特徴です。
この昔から変わらないであろう素朴な感じが好きなんです。
ここぞとばかりに、皿やマグカップを買いました。

帰りには、日田市の中心地にある豆田町(まめたまち)に寄ります。
豆田町は、江戸時代幕府直轄の城下町として栄えた「天領」で当時の古い建物や町並みがそのまま残っており、昔の建物をリノベーションしてカフェやショップが立ち並んでいます。

豆田町もなかなか風情があり、いいですよー
日田市の小鹿田焼&豆田町散策はおススメです。


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