シナプス・ステーションぶろぐ

こんにちは、スタッフのありまです。

もう9月ですね。
2008年が3分の2過ぎ去ってしまったわけですが…
時の流れは速いものです。

皆さまはどんな時に時の流れの速さを実感しますか？
私はこのブログを書く順番が回ってきた朝にとりわけ強く感じます(笑)

少々強引ですが、今回は「順番」に関するお話です。

何事にも順番、ありますね。
並ぶとき、何かを組み立てるとき、いろいろです。

ゲンかつぎのようなものもありますし、ジンクスのように感じる方もいらっしゃるかもしれません。
靴は必ず右から履いたり、お風呂のとき体を洗う順番にこだわりがあったり…

かつては私も色々な順番に関してこだわりを持っていたのですが、ある出来事をきっかけにそれらのこだわりがこだわりでなくなってしまいました。

それは…友人と行ったトンカツ屋での出来事です。
私はいつもこう食べています。

一番最後に一番大きい一切れが残るということが非常に重要なのです。

この順番(あるいは左右逆)で食べる方もいらっしゃると思います。

これは大変理路整然とした食べ方だと思います。

しかし、友人の食べる順番には衝撃を受けました。

思わず理由を問いただしました。
彼女は、「おいしいものは一番最初に食べるよ派」だったのです。

「おいしいものは一番最後にとっときたいよ派」の私にとってこの考えはどうしても受け入れがたいものでした。
後味に一番おいしいものが残るという点を非常に重要視するからです。
最初に食べてしまっては後半の楽しみが無くなってしまうではないか、など私は滔々と「とっときたいよ派」の理論を展開しました。

ところが彼女の言い分はこうでした。
「チャンスの女神に後ろ髪はない」

衝撃でした。
チャンスはすぐ逃げるものだと、うまいこと(もの)にはさっさと飛びつけと、彼女は言ったのです。
まさかトンカツを食べる順番で人生を諭されることになるとは思いもよりませんでした。

今も味覚には逆らわず、トンカツの食べる順番は変わっておりません。

ですがこのトンカツ屋の一件で私は長いこと相容れなかった「おいしいものは一番最初に食べるよ派」に一定の理解を示すようになり、ひいては自分のこだわりだけでなく人様のこだわりも尊重しようと考えるようになったのでした。