シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』

月曜日, 6月 18th, 2018 投稿者:電脳随想

それぞれの「増え続ける写真の保管」
技術部 中野 龍

いまから3年前、『増え続ける写真の管理』という内容で、この電脳随想にコラムを書きましたが、その続きです。

今でも「Googleフォト」の利用は続いていて、日々写真は増え続けています。
カメラは、私と妻のスマホが2台分、それにデジタル一眼レフカメラが1台。

子ども達の小さかった頃に比べてペースは落ちていますが毎月200〜300枚のペースで増え続け、さらにスマホは新しい機種になるごとにカメラの画素数が増えて、写真1枚あたりのファイルサイズも大きくなっています。
それに加え、デジタル一眼のRAWデータは1枚あたり20〜30MB。1ヶ月あたりの写真の合計のファイルサイズは5〜10GBとなってしまっています。これらの写真は、子どもが生まれた12年近く前から撮りためたもので、無くす事はできないデジタルデータの1つとなっています。

さて、そんな写真データですが、私の保管方法について、簡単に紹介を。
私と妻のスマホはiPhoneで、撮った写真は、iPhone内とiCloud(Appleのクラウド)の、2ヶ所に保管するようにしています。
また、デジタル一眼の写真データは、パソコンとNAS(Network Attached Storage、ネットワークHDDとも呼ばれています)、こちらもスマホと同じように2ヶ所に保管しています。
その撮りためた全ての写真を、毎月NASに保管して、AdobeのLightroomというソフトで管理しています。

また、毎月Lightroomで1,600万画素のサイズに現像して、毎月「Googleフォト」にアップロードしています。
この時点で、NASと「Googleフォト」の2ヶ所に必ず写真データが保管されてはいますが、そこから更にもう1ヶ所保管するようにしています。
使っているのは「Amazon Glacier」というサービスで、写真保管の専用サービスではなく、また個人が一般的に使うサービスというわけでもありません。
このサービスは、Amazonの提供するクラウドサービスの1つで、従量制のオンラインストレージサービス(ネット上にデータを保管するためのサービス)です。
データの保管場所は世界15ヶ所から選ぶことができ、日本では東京のみとなっていますが、1ヶ月に1GBあたり0.005ドル(日本円で0.55円)とリーズナブルな料金になっています。
このように、写真のデジタルデータは現在3ヶ所で保管していて、その使い分けは、
NAS: 自宅パソコンの閲覧・管理用
Googleフォト: スマホ/タブレットの閲覧用
Amazon Glacier: 永久バックアップ用
といった感じです。

今後も、写真の保管に適したもっと良いサービスが世に出てくると思いますが、その時はまた、この電脳随想でご紹介したいと思います。


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