シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
『賃貸物件はスマート家電の夢を見るか?』
コミュニケーションデザイン課 山下智裕
昨年9月に娘が生まれました。
幸い夜泣きもほとんどないけれど、それでもおむつにミルクにじたばたする毎日です。
そういえば、21世紀もはや、最初の5分の1が過ぎようというのに、だっこやミルクで両手がふさがっていても音声だけで、あかりを暗くしたり、テレビをつけたり、チャンネルを変えたり、テレビのボリュームを下げたり、暖房をいれたり・・・程度の家電操作ができないものだろうか?(楽したい)という疑問がわきました。
もちろん、ネットに携わる仕事柄、スマート家電といったキーワードと、それが何であるかくらい知ってはいたものの、ハンズフリーで家電操作をする『スマート家電』をどこまで実現できるのか?チャレンジしてみたくなりました。
とはいえ、俗にいう真の「スマート家電」とは、おおざっぱにいうとスマホなどから操作可能なWi-Fi(無線LAN)に対応した家電のことを指します。
しかし、その数は家電店の店頭であっても、従来の赤外線リモコンの家電製品とくらべ品ぞろえも正直まだまだで、それが賃貸物件ともなれば、備え付けのエアコンなどが最新のスマート家電であろうはずもありません。
そんな中、手持ちの家電製品をスマート家電化するため、私がたどり着いた(=個人の意見です)2018年時点での最適解は、Wi-Fiに対応した「スマート赤外線リモコン」で家電を操作しようというものです。
この「スマート赤外線リモコン」は様々な家電製品に対応した赤外線を出すことができ、さらにGoogleHomeなどのスマートスピーカーと連携することで、声による家電の操作を可能にするという代物です。
しかしながら「テレビの音を消す」という一つの操作をとってみても、人によって「音をさげて」「ボリュームさげて」「ボリュームオフ」「ミュート」などいろいろな言い方があって、まだまだ【快適には程遠い】という感想です。
「賃貸物件はスマート家電の夢を見るか?」というタイトルで我が家のスマート家電化への状況をお伝えしましたが、正直「夢を見る」どころか「昼寝」すらできていない状況です。
しかし、これらの機器は日々バージョンアップを重ねており、いつかきっと理想の夢を見せてくれることでしょう。