伊作太鼓踊りに参加しました。

土曜日, 3月 25th, 2017 投稿者:電脳随想

『伊作太鼓踊りに参加しました。』

営業チーム 福山 泰仁

みなさん、薩摩半島の各地で受け継がれる独特な文化「太鼓踊り」をご存知でしょうか。

※詳細はこちらで紹介されていますので省略します。

その太鼓踊りの中でも、吹上町は旧伊作地区で約600年受け継がれている「伊作太鼓踊り」というのがあるのですが、昨年の8月に参加させていただきました。

※伊作太鼓踊りの詳細はこちらで紹介しているので省略します。

5月の連休から8月末の本番まで約4ヶ月、毎週3回地元の公民館で練習を重ね、全くの初心者だった私もこの猛練習と厳しくも優しいご指導のもとで、最後の方になるとなんとかそれなりの踊りが出来るようになりました。
また、本番までの間に、自分が背負う矢旗や衣装を製作するイベントもあり、本番に向けてテンションも徐々に上がりました。

そして本番、8月28日と29日の二日間は残暑の残る、言いますか思いっきり猛暑真っ盛り。そんな中、伊作地区の各所を回りながら約20kgもある矢旗を背負って丸一日中踊ります。
総勢24人の矢旗を背負った薩摩兵児が、暑さと踊りの激しさで汗は滝のように流れます。水を飲んでも飲んでも全て汗に変わります。もう顔面蒼白です。

そんな薩摩兵児が踏ん張って踊る姿を、地元の方をはじめ多くの方々が見にきてくれました。大昔から続いている奉納踊りですから、ファンの方も多いんですね。

その時の踊りの様子を、有志の方がYoutubeにアップしてくださっていたのでご紹介します。

そんなこんなで最終日を迎え、最後の踊りを終えると踊り手を観客が一体になりそれは素晴らしいフィナーレを迎えることが出来ました。
人生でもなかなか出来る機会のない、地元に根ざした民俗芸能に参加させていただいた事で、「地方の底力」というの肌で感じることが出来、また失ってはいけない歴史な文化の大切さも再認識させられました。
鹿児島には魅力的な伝統がもっともっと残されているのでしょうが、過疎化や高齢化の影響で存続が危ぶまれているという話をよく耳にします。自分の出来る範囲でお手伝いして、なんとかして次の世代に残していけないだろうかと思った次第です。


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