シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』

2016 年 6 月 6 日 月曜日 投稿者:電脳随想

『出番の少なくなったカメラ達』
シナプス事業部 部長 亀澤 浩一

シナプスユーザーの皆さん、初めまして! シナプス事業部 亀澤と申します。
突然ですが、最近、皆さんは、何で写真を撮られますか?
携帯電話に高画質のカメラ機能が備わって、カメラをお持ちの方も、使う回数がめっきり少なくなってしまったのでは無いでしょうか?
もう昔の話になりますが、写真撮影とバイクが趣味だった私は、春と秋にはディーバックにカメラ、レンズ、三脚を詰め、オフロードバイクで野山を走り色々な場所で撮影し、バイク仲間と河原で焚き火をしながら、コーヒーを入れて飲むのが最高の楽しみでした。
当時は銀塩カメラ(フィルムの一眼レフ)なので36枚撮りのフィルムを数本準備し、絞りとシャッタースピードを記録しながら、撮った写真がどの様に仕上がったか、イメージ通りに撮れたか、写真を手にするまで楽しみでした。

今のデジタルカメラは16GBの小さなSDカード1枚で高画質な写真が1,000枚以上撮影可能で、また、撮って直ぐに画像を確認しパソコンで色の補正等もでき、自宅のプリンターでA4サイズまできれいに印刷できます。
便利と言えば便利なのですが、撮影中、何回も撮り直しが可能なので、フィルムでの撮影と比べて、真剣さと緊張感が無くなってしまいました。

また、デジタルカメラの進化により、誰でも簡単にきれいな写真が撮れるので、写真撮影が趣味と言う人も減ってきた様に思います。
IMG_0577

IMG_0573
久しぶりにカメラ保管庫に眠るカメラを取り出し磨きました。
私はニコン派なのですが、1台だけ親父の形見のミノルタのカメラが銀色のボディで目立ちます。

写真スキャナーは昔の写真をデジタル保存できるのでお勧めです。
カメラがどれだけ進化してもその瞬間を撮るのは人です、私は撮影する人の感性が伝わる「写真」が好きです。


トラックバック

Leave a comment