猫時計
こんにちは、スタッフのありまです。
先日(と言っても1月末)仙巌園に行ってまいりました。
鹿児島県民なんですが人生初。
かなり広くて、色んな施設があって見ごたえがありましたね~。
その中で気になったのが「猫神神社」。みなさんはご存知でした?
興味ない方はこのまま下のバナーからイベントカレンダーへゴーゴー!
「猫神神社」は文字通り猫を奉っている神社。
仙巌園の中にあります。
仙巌園といえば、島津家の歴史的建造物を展示している印象。なんで猫を奉っているのかというと、こんな謂れがあるそうです。
文禄・慶長の役の際、第17代島津義弘は猫7匹を朝鮮に連れて行き、猫の眼の瞳孔の開き具合で時間を計っていたと伝えられています。そのうち生還した2匹が後に、猫神として園内に祀られることになりました。
なるほど猫時計!!
古来より忍者も猫の目で時間を計っていたという説もありますし、結構メジャーな方法だったんでしょうか。
参考:甲賀流忍術屋敷
この甲賀流忍術屋敷の記述によると、夜~朝方はまん丸、早朝・夕方は卵くらい、午前や昼過ぎは柿の種くらい、正午は針の細さ…という感じのようですね。
↓
↓
↓
なるほど(協力:りんりんさん)
というわけでこの猫神神社、ご家庭で飼っている猫の健康にご利益があるのか祈願している人をいっぱい見かけました。
専用の絵馬も用意されているので猫を飼っている方は一度行ってみてはいかがでしょうか。
ちなみにこの仙巌園、桜の名所とも名高いですが毎年4月の第1日曜日に『曲水の宴』なる名前からしてとっても優雅なイベントが行われますのでこっちも要チェック。
今年は4/5のようですね。
http://www.senganen.jp/event/nijyuuitikyokusui/
余談ですが、仙巌園の売店で「うりぼうが出るんですよ~」と小耳に挟んだので、園内の高台を登っていったところ、普通に大きいイノシシに遭遇しました。うりぼう?