シナプススタッフリレーコラム『電脳随想』
「ネット社会激変の予感」
社長 高橋 美博
NTT東西による「光回線卸し」の2月1日開始や、携帯・
スマフォなどの「SIMロック解除、新機種5月1日より義務化」
など、最近のニュースで一般の人々も目にする機会があるので、
みなさん何事か気にされている状況であると思う。
この状況変化により競争が促進され、新しいサービスの出現や
通信費の低廉化が起こる予感がする。思えば、インターネットの
黎明期は通信料金の請求はビックリするほど高額であり、家計の
負担も重いものであると相場が決まっていた。
しかし規制撤廃により今では数分の1まで安くなり、色んな
サービスが出現して便利になっている。
現在、携帯・スマートフォンの通信料金が高額であるがアッと
言うまに廉価に利用できる状態になりそうである。
通信業界にとっては大変なことであると思うが、通信料金が
安くなると利用者の利用時間が増えると同時に、それまで提供
出来なかったサービスも出現しそうで心躍る。
また、ネット通信に関わるインフラなどの主要サービスは
今後は一体的に特定の会社に収斂されて提供され、利用者には
分かりやくなると思われる。
また、通信業への新規参入が容易になり、IoT時代にあり機械や
センサーも当たり前に繋がる時代になり、こういった技術と連携した
新しいサービスが出てくるだろう。
振り返って見ればネットの新しい時代が2015年より始まったと
言われることだろう(少なくとも日本では)。