氷河期が怖かったこと。

水曜日, 10月 23rd, 2013 投稿者:たけうち

どうもこんにちは、たけうちです。
日曜日のニュースで「始まるか北半球の寒冷化 世界の平均気温は、上昇停止している」という記事を目にして、もう30年以上前の、小学生のころの記憶がよみがえってきました。小学生の頃とは、1980年前後。まあ記憶も不確かなんですが。

確かもうこの頃から「異常気象」という言葉はあって、授業でNHK番組のビデオ視聴があり、南極の氷が崩壊するシーンを見ました。ただこの当時は「温暖化」というのは知られていなくて、気候変動の大きなトレンドの中で、この数百年がたまたま「快適な気候」だっただけであり、これから過酷な気候になるんだ…みたいな、不可避な恐怖を教えられた記憶があります。

そしてこの当時の過酷な気候の代表格は「氷河期」。「これはもうだめだ。」と思いました、子ども心に。氷河期といえばマンモス。となればきっと「はじめ人間ギャートルズ」のような、原始時代の生活を強いられる、と。このころは20世紀の末近くだったためか、ネットもない時代でしたが、けっこう「人類滅亡」が流行っていました。「富士山大爆発」「ノストラダムスの大予言」なんてかなり話題でしたし、映画では「復活の日」とか「日本沈没」とか、リアリティのある映画もあったりして、さらに子どもの恐怖心をあおられました。

では、どうやって生き残るか?バイブルとなったのは、ゴルゴ13で有名なさいとう・たかをの漫画「サバイバル」でした。生き残るために大事な本だから!と親にせがみましたが、買ってもらえず、友だちから借りて読んだような。いま唯一覚えているのは、人に残された最後の快楽はトイレ…みたいな話があり、トイレは極限まで我慢してギリギリで駆け込むのが良いと言うサバイバル術を実践していました。

あのころの恐怖心を振り返ってみると、いま温暖化・寒冷化の二者択一なら、温暖化のほうがまだいいかなと思ったり。…難しいですね。


コメント
  1. こんにちは。

    「氷河期」ですかぁ~。

    >日曜日のニュースで「始まるか北半球の寒冷化 世界の平均気温は、上昇停止している」・・・・

    学者によっていろんな説がありますよね。
    温暖化が進んでいるという学者もいれば寒冷化が進んでいるという学者も・・・

    どちらにしろ、一昔前の地球と現在の地球では、すごく環境が変わっているのは事実でしょうね?
    なぜなら近所を見まわしただけでも、山や田んぼを崩し造成や道を作ったり、海を埋めて港湾を作ったり、車の交通量が増えたりと身近な環境だけでもだいぶ変わっていますからねぇ~・・・

    >氷河期といえばマンモス。となればきっと「はじめ人間ギャートルズ」

    漫画と言えば、鋼の錬金術師という漫画の等価交換の法則で「何かを得るには何かを失わなければならず、何かを失えば何かを得る」という考え方の法則があるのですが、便利な暮らしの為には、自然を失う事は致し方ない事ということになるのかもしれませんね(?_?)

    ともあれ、地球なしでは当たり前ですけど生きとし生けるものすべての生物は生きていけないのでから、母なる星「地球」の事を、もっと考えていかなければいけないかもしれませんね♪
    もしかしたら、自然災害って地球が自分の身を守る為に起こしている事なのかもしれませんね♪(笑)\(・・?。。。

    http://www.youtube.com/watch?v=8wVV1el_3cw

    Comment by 9時から男 2013年11月3日 9:19 PM

  2. 9時から男さん、こんにちは。
    「地球へ…」って、また懐かしいアニメですね。子どもの時に見ましたが、ストーリーが難しすぎて、ぜんぜん意味が分からない…という記憶だけ残っています。この「地球へ…」と「伝説巨神イデオン」は、意味が分からないけど何か奥が深そう…という印象が。

    Comment by たけうち 2013年11月4日 11:44 AM


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