皇国の守護者。
どうもこんにちは、たけうちです。
シナプスには、才能を持て余したスタッフが多いです。そのうちの一人に、あまたの経験に裏打ちされ、かつ類まれな漫画鑑識眼を持つスタッフI(以降、”漫画師匠”とします)がいます。これまでの30数年間、貴重な時間とお金と情熱と部屋のスペースのほとんどを漫画に注ぐ、NO COMICS, NO LIFE. 漫画師匠。
その漫画師匠のオススメで読んだ「皇国の守護者」。初出は2004年なので決して新しくはないのですが、さすが漫画師匠の眼鏡にかなっただけの作品で、とても読み応えがありました。仮想戦記もののジャンルで、龍やらテレパシーが登場するファンタジーなのですが、時代背景の設定が非常に緻密で、子供っぽさなど微塵もありません。また戦記ものということで戦争シーンもたくさん登場しますが、戦場で繰り広げられる戦略はもとより、戦争のバックボーンとなる政略にもすごいリアリティがあって、とても一人の作家で構想したとは信じがたい緻密なストーリー展開です。
この漫画には原作となる小説があります。原作小説には、漫画版で描かれなかったそれ以降も展開されるため、気になって小説全9巻も買ってしまいました。ただ漫画版と違って、ちょっと難しいです。戦闘シーンの部隊展開や行軍、緻密な時代背景の説明がほぼ文章のみなので、かなり想像力を働かせないと理解ができません。でも、それでもおもしろいです。それにしても、ファンタジーでありながらこのリアリティ、よっぽど執念を持って調査・下調べをしないとか描き切れないですよね。作家魂を感じます。
皇国の守護者はあくまで一例で、漫画師匠のおかげで、読む漫画にハズレはなくなり、私個人の時間とお金はすっかり節約が図れています。給料日後に嬉々として紀伊國屋書店に向かう小柄な女性の後ろ姿を見ながら、「ありがたい」と心のなかで手を合わせています。漫画師匠、ありがとう。
こんばんは♪
「漫画」ですかぁ~。
漫画といえば、少年時代に読んでいた「週刊少年ジャンプ」を思い出しますねぇ~♪(笑)♪
そして「ジャンプ」の中で気に入った漫画は、単行本を買ったりしていましたね♪
>漫画師匠のオススメで読んだ「皇国の守護者」。
難しそうだけど、面白そうですね!(^^)!
この作者も緻密に調べて書いているみたいですけど、推理漫画も同様に緻密に書かれた作品が多いですよね。
>給料日後に嬉々として紀伊國屋書店に向かう小柄な女性の後ろ姿を見ながら、「ありがたい」と心のなかで手を合わせています。漫画師匠、ありがとう。
このような師匠がおられて、羨ましいです♪(^笑^)♪
http://www.youtube.com/watch?v=2OCfoG3NYR8
コメント by 9時から男 2013年2月23日 7:57 PM
9時から男さん、おはようございます。
私の記憶では、一番初めに買った漫画週刊誌は「チャンピオン」でした。目当ての漫画は「がきデカ」と「マカロニほうれん荘」。振り返ってみると、今の”コンプライアンス”にうるさい世の中ではあり得ない漫画ですね…。
コメント by たけうち 2013年2月25日 9:25 AM