思い出した、いやーな気持ち。

2012 年 9 月 14 日 金曜日 投稿者:たけうち

どうもこんにちは、たけうちです。
この前の晩、道路の脇を歩いていると突然、バリバリバリッ!という轟音が耳に響きました。びっくりしてその音の方を見ると、こちらに向かってくる、車両運搬中の大型キャリアカーが目に入りました。状況的にはどうも、キャリアカーに積まれた車両がトンネルの天井をぎりぎりこすり、天井に張られた鋼板を引き剥がしたようでした。

特に大きな事故に至ることもなく、それは不幸中の幸いだったのですが、私個人としては、学生時代のいやーな思い出が生々しい気持ちと一緒によみがえってきました。

その思い出はもう20年前。バイトでトラックの運転手をしていたのですが、細い道のカーブで内輪差を読み誤り、トラックの幌を道沿いの民家の軒先に引っ掛けました。ガラガラガラッ!と音が聞こえ、サイドミラー越しに、落ちゆく屋根瓦が見えました。

なんと言えばいいのかあの瞬間の気持ち。
一言で言えば「やっちゃった…」なんですが。今なら携帯電話でさっと職場に報告できますが、当時はまだ携帯の普及前。職場に戻るまでの時間、延々とネガティブ思考が続きます。軒先の弁償に車の修理代、職場で謝って民家の方にももう一回謝りに来て、きっと親にも怒られて、なんであの道を通ったんだろう、なんでこのバイトをしたんだろう…などなど。当時の風景はほとんど記憶に無いにも関わらず、感情だけは刻まれていて、未だにため息が出ます。

さて、やっちゃったキャリアカーの運転手さん。バイトだった当時の私とはまた立場も責任も違うだろうし、すっごい巨大なため息をついているかも知れません。でもそこは、「大きな事故にならなくて良かったよ。」と思い直して、またがんばってもらえればなと、一人勝手に考えながら家に帰りました。


コメント
  1. こんにちは。

    「事故」ですかぁ~。

    私も物損事故をした時は、何と言えない気持ちでした。
    この時も、幸い大きな事故にならなかったので本当に良かったです。

    車を運転する時は「安全運転」で、疲れた時はすぐに休憩をするのが一番ですね。
    http://www.youtube.com/watch?v=jK0HTytZe64

    コメント by 9時から男 2012年9月17日 6:59 PM

  2. 9時から男さん、こんにちは。
    9時から男さんも経験者でしたか。お互いに気をつけましょう。。。

    コメント by たけうち 2012年9月18日 2:52 PM


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