映画の魅力②「ガメラ2~レギオン襲来~」
こんにちは。サポートセンターのまつもとです。
前回の更新から早いものでもう2ヶ月ですね。元映画館スタッフまつもとのおすすめ作品紹介を続けます。
今回私がおすすめするのは…
「ガメラ2~レギオン襲来~(1996年公開)」です!!
(最近は怪獣映画が劇場で公開されるのも以前と比べると少なくなってきており、寂しい限りです…)
「ガメラ2~レギオン襲来~」は、ゴジラと並ぶ昭和の大怪獣ガメラを数十年ぶりにリメイクした「平成ガメラシリーズ」の第2作目です。
宇宙から飛来した怪獣「レギオン」と地球の守護者「ガメラ」が戦うという、怪獣映画の王道ともいえるストーリーで、幼い頃父親に連れられて劇場で観た時は、怪獣のかっこよさにワクワクしたのを今でも思い出します。ただ、年月を経て観なおして見ると、この作品の様々な魅力に気づく事ができました。
まずは、「現在の日本に怪獣が現れたら」という設定の基に制作されたリアルな世界観です。
怪獣が最初に現れる北海道の町並みも現地取材を基に再現されており、実際の北海道ロケの映像と巧みに組み合わせることで一気に映画のなかに引き込まれます。
主役のガメラも、着ぐるみだけでなく、さまざまなサイズの模型や、手足のパーツだけ作成されたもの、CG(コンピュータグラフィックス)を使用し撮影されており、空想上の生物とは思えない存在感があります。
なお、ガメラはその名が示す通り「亀」がモチーフの怪獣ですが、劇中では誰も「亀」とは言いません。
何故かというと、この作品世界では「亀」という生き物は現実には存在しない…という設定があるからです。
もし亀が存在していたら、ガメラに遭遇した劇中の人々が「でかい亀だ!!」と言わないのはおかしいからと監督の金子修介さんが著作で述べていました。
こういった表立って語られない設定があるのも面白いですね。
また、怪獣対怪獣の対決に終始せず、登場人物がそれぞれの立場から「怪獣」という未曾有の災害に立ち向かう人々のドラマも魅力の一つです。
水野美紀さんや吹越満さん、永島敏行さんなど個性豊かな俳優の方々が出演されており、普段こういったジャンルの映画はあまり観ない方でも楽しんでいただけると思います。
今回は私が一番好きな2の魅力をお伝えしましたが、もちろん1と3もおすすめです。昨年には3作をまとめたブルーレイボックスも発売されていますので、ぜひ3作まとめての鑑賞してみてはいかがでしょうか。
今晩わ。
平成ガメラ・・嫁がガメラ好きで 三作全部劇場迄観に行きました、因みに”2”・”3”には昭和の仮面ライダー俳優(9号ライダー)のあの人も出ていらっしゃいますよ。役は・・怪獣映画には付き物の”自衛隊”の皆さんの中の一人ですが・・まあ 彼はライダー(俳優)に成る前は元々”本職”(レ○○ャー)だったのでライダー役よりも楽な役だったとは思いますが、エンドクレジットを観て下されば判ると思います・・でも昔の映画が高画質観られる良い世の中になったんやねぇ・・・シミジミ
コメント by ひろみごう 2011年12月20日 11:30 PM
ひろみごうさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
ライダー役の人といえば…高杉俊介さんですね!!
ライダー時代から更に渋い演技でかっこいいですよね…憧れます!!
今後もどんどん昔の映画がお手軽に高画質で観ることができるようになってほしいです。
コメント by まつもと 2011年12月22日 7:16 PM
こんにちは。
「ガメラ」ですかぁ~。
一昔前は、ウルトラマンとか仮面ライダーなどなど、特撮が全盛期でしたよねぇ~。
子供の頃は考えなかったけど、今、現実的に考えると「特撮」って予算が結構かかるみたいですね?
でも、やぱり予算が他の分野の映画よりも多くかかっても、その映画で子供達に夢と希望と楽しさを伝えられるとしたら、それはやっぱり大人の使命感を感じますよね♪
>この作品世界では「亀」という生き物は現実には存在しない…という設定があるからです。
考えた事もなかった設定ですけど、確かに「亀が存在」するとそうなりますよね♪(笑)♪
映画を作る人の気配りとこだわりが感じられますね♪
これからも、子供達が憧れる特撮をたくさん作って欲しいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=0kz72KQx8ig
コメント by 9時から男 2011年12月22日 8:59 PM
9時から男さん こんばんは。コメントありがとうございます。
いくら予算がかかっても(笑)、これからもいい作品がたくさん生まれるといいですね。
そしていつの日か、ハリウッド映画ばりに予算をかけた日本の特撮作品もみてみたいものです。
コメント by まつもと 2011年12月23日 7:04 PM