自分で作るしかないでしょ
店長の山下です。
今回は、濃ぃ~お話です。
1.一念発起編
Appleのつくるパソコン──Macはとてもスタイリッシュだと言われています。
でも、特にここ数年のMacはアルミ合金でできていて、単体で見ると無骨に見えるんです。
しかし、しかし・・・天然素材の木製のデスクにMacを置くとどうでしょうう?
主従関係は逆だけれど、都会の超高層ビルの喧騒に囲まれた緑地帯や公園、屋上緑化に似たとてもすがすがしい安らぎを感じることができるのです!
Apple Storeのようなパソコンデスク(参考画像)が欲しい・・・そう思い出したら止まらない。どうしても欲しいけど、どこを探してもないなら、自分で作っちゃうしかない。
今回は、Macに限らず、Windowsのパソコンを使う時でも木製のテーブルを使ってみてはどうでしょう?
というご提案とDIY(+自慢)のお話です。
2.こだわり編
そんなB型アラフォーが恋焦がれた、理想のパソコンデスクは次のとおり
- 天板、脚ともに木製である事
- 合板ではない事
- 天板と脚をつなぐのは金属の金具と木ネジだが、表からは一切それらが見えない事
- 天板は、よりかっこよく見えるようブ厚い事
- 私がジベタリアンなので座卓である事
- 天板や脚は、塗料でコーティングするが木材本来の木目や色を極力残す事
- 天板は、ドリンクなどが結露しても水滴をしっかり弾き、液体を浸透させない事
3.木材調達編
残念ながら、近所のホームセンターでは、なかなかこの手の厚みの木材は手に入らないので、マルトクショップさんからネットで購入しました。
今回は、白木で木目の方向を揃えたかったので、ゴムの木の集成材(一本木ではない木材)をチョイスしました。
このお店では、すべての素材を指定した寸法に切りそろえ、カンタンな研磨もしてくれるので、今回私は、ノコの類すら使っていません。
4.塗料のチョイス編
最近、木材を保護・コーティングする塗料として、「蜜蝋ワックス」や「柿渋」が流行っています。
しかし、両者とも熱や水滴にあまり強くなく、耐久性もイマイチで、加えて後者は木材の色そのものが変わってしまうことから『ウレタンニス』に決めました。
そこで、近所のホームセンターで「水性ウレタンニス(透明クリヤー)」というものを購入してきました。
ウレタンニスには、油性のモノもあるのですが、水性の方が天然素材に近く、ハウスシックなどの心配も少ないうえに溶剤も「水」であるため安全なのです。
5.塗装編
- 届いた天板と脚を#400、#800という目の細かいサンドペーパーでサラサラに磨き上げる
- 固く絞った布で水拭きし、削りカスを丁寧に落とす
- 水性ウレタンニスを薄く均一に塗る
- 乾燥のために半日から一日放置
- 軽~くサンドペーパーで磨き、表面の凹凸を削り取る以降、2~5の作業を6回繰り返し、ウレタンの膜を重ねていきます
最初、1の工程でサンドペーパで磨いただけでも、天板の表面はそれなりにサラサラになったように感じますが、それでも木材本来の木目が埋まるわけもなく、その隙間を「水性ウレタンニス」を塗り重ね、埋めていくことで平らに仕上げていくのです。
6.完成編
あとは、天板と脚を金具で固定して完成!
全体を通して、使った工具と言えば、この組み立ての時のプラスドライバーだけです。
まぁ!何ということでしょう!?
テーブルの表面はツヤツヤ+透明で、木材の美しい木目を残しながらも天板の面は鏡のようにMacを映し込んでいるのをご覧いただけると思います。
さぁ。どうですか?
アナタだけの、世界にひとつのパソコンデスク欲しくないですか?
今日わ。
「格好良い!!」の一言に尽きますね、作成の過程を読んで行くと・・・思わず「学生時代」を思い出しました。「隼人工業高」(インテリア科)出身なもので、でも此の「デスク」の上で「食事とかしないぞう」って思うでしょ?自分も苦労して作った物は愛着が違いますもん。因みに学生時代に「実習」で作った「飾り棚」(ガラス扉付き)は今でも自宅の自室に置いて有ります。
コメント by ひろみごう 2014年3月28日 2:04 PM
こんにちは。
「Only my desk 」ですかぁ~♪(^^)♪
しかも手作り!(^^)!
いいっすねぇ~・・・私も欲しいですね♪
でも、私には技術力がないので既製品を探そうと思います♪(笑)\(●´ω`●)ゞ
その前に・・・
置く場所を確保しなければ♪(笑)♪嫁さんと要相談ですね♪(笑)♪
https://www.youtube.com/watch?v=G4hiwhZMHhY
コメント by 9時から男 2014年3月29日 8:36 PM
>ひろみごうさん
愛着あります!
でも食事はしますよ。そのためにウレタンニスで熱にも強く+防水加工をしたんですもん!
愛着ありすぎて食事のときもいっしょなのです!
>9時から男さん
私も技術はないですよ。
探すと、いろんなDIYの情報サイトや本職の人が作っているサイトがあるのでそれらを総合して行き着いたのがこのテーブルなのです!
問題は置く場所よりも造る場所です。
最低でも置く場所の3倍のスペースが必要です。
コメント by やました 2014年3月30日 10:34 AM