我武者羅應援團の件。
どうもこんにちは、たけうちです。
もうかれこれ17年前、2週間ほどの新入社員研修に参加しました。京都での禅寺修行とかスプーン曲げ研修とかも、今ではいい思い出です・・・。その一連の研修で非常に印象に残っているのが、こんな”実験”。
一人の新入社員Aを、ホワイトボードに背を向けて、かつ他の20人ほどの新入社員たちの前に立たせます。Aからはホワイトボードは見えません。この状態で研修講師がAの肩をグッと押すのですが、まあAは自然に踏ん張って、倒れることはありません。次に、ホワイトボードに「死ね」というネガティブワードが書かれます。20人の新入社員は当初指示された通り、Aに対してボードに書かれた「死ね」という”念”を黙って送るんです。そして再度研修講師がAの肩をグッ押すとどうなるか?なんとAは力なくよろよろっとふらついて倒れたんです。新入社員みんな「マジで!?」状態です。
そして今度はホワイトボードに「好き」というポジティブワードが書かれて同様な実験をすると、Aはまったくふらつきません。まあ結局はコミュニケーションに関わる研修なんですが、本当に不思議でびっくりしました。
さてタイトルの我武者羅應援團(がむしゃらおうえんだん)、ジャンルとしてはお笑いパフォーマーらしいです。ちょっときっかけがあって、そのDVDブックまで買ってしまったんですが、このパフォーマーは「えらい暑苦しいミッション~ガムシャラにあなたを応援します~」を持って活動しています。まあ、メジャーになるかどうかは・・・。
でもこの我武者羅應援團がむやみやたらに発信する、徹頭徹尾うるさく暑苦しく連呼されるポジティブワードは、決して意味のないことでは無い、と思うんですよね。自らの新入社員研修の体験から。常に心の底からポジティブでいることは難しいですが、せめて話す言葉だけでもポジティブになるように、心掛けていこうと思います。
こんにちは。
「ポジティブ」ですかぁ~。
それにしても、面白い実験ですね。
考えようによると「人は独りでは生きていない」という事とも考えられますね。
それだけ、人は人に影響されやすいのかもしれませんね。
例えば、人に「あなたの仕事は大変ですね」と言われて「そうなんですよ、大変なんですよ」と考えるか「この世界に大変でない仕事はないですよ。だから気分転換が必要なのですよ」と考えるのとでは、相手に対する印象も違いますよね。
「気」は「心」と言いますが、物は考え方次第という事かもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=iMbCe6tPoQ8
コメント by 9時から男 2010年6月10日 9:57 PM
9時から男さん、こんにちは。
そうですね。あの実験は、本当にびっくりしました。ヤラセとも思えませんし。
ちなみに新入社員研修では、スプーン曲げができたことが一番うれしかったです・・・。
コメント by たけうち 2010年6月11日 2:55 PM