電子書籍リーダー/キンドル ペーパーホワイト
どうもこんにちは、たけうちです。
先月思い切って、アマゾンのキンドル ペーパーホワイト(Kindle Paperwhite)を購入しました。これまで「紙の本じゃなきゃ本じゃない」と決めていましたが、電子書籍リーダーの値段も下がってきたし、仕事上そろそろ体験しておかないとなと思い、購入に踏み切りました。
本を読むのはJRの中が多いのですが、立ちながらつり革を持って紙の本を読む場合、ページめくりが手間でした。スマートフォンでも読書用アプリがあって片手で電子書籍が読めますが、さすがに画面が小さくて、さらに揺れる車内とあっては文字を追うのはきついです。画面の大きなiPadなどのタブレットでも、スマートフォンと同様なアプリで読書が可能です。しかしその重さはけっこうズシッと来るものがあり、片手で持ち続けるのは負担です。あと画面が鮮明過ぎて周りからもよく見えるので、混みあった電車内ではなんとなーく人の視線も気になります。
そこでキンドル ペーパーホワイト。
画面サイズは文庫本くらいの程良い大きさ、重さは文庫本よりは重いですが、片手で持ち続けても苦にはなりません。スマートフォンやタブレットでは、液晶画面からの発光が目に届いて文字を見ますが、キンドルペーパーホワイトは普通の本同様に室内光の反射で文字を見るので、自然な感じがします。画面は白黒です。「今どきの電子機器で白黒?」とも思いますが、紙の本も多くは白黒ですし、電車内では周りからは見え難そうなので逆にいいかなと思います。気兼ねなくまんがが読めます。
一方で、キンドル ペーパーホワイトというより電子書籍リーダーという物自体で、紙の本と比べていまいちな点も当然あります。
一つは、電子書籍化された本の数自体がまだまだ少ないです。読んでみたいと思った本で電子書籍化されているものがなかなかないです。著作権の問題などで、電子化のハードルもいろいろ高いようで。二つ目は、飛ばし読みができないこと。ページをさらさらめくって気になるところだけを読んだり、または探したりということは難しいです。なので、ビジネス書や教科書的な本の読書には向かない印象です。初めからページ順に読むような本、例えば小説やまんがにはうってつけなんですが。
ということで、キンドル ペーパーホワイトではもっぱらまんがと小説を読んでいます。特に小説は夏目漱石や芥川竜之介など、著作権の切れた作品が青空文庫というボランティアの取り組みで無償公開されており、キンドル ペーパーホワイトでも無料で読むことができます。
キンドル ペーパーホワイトの縁で、これまでタイトルしか知らなかった夏目漱石の「こころ」を読み始めました。アメリカ生まれの電子機器で自分の小説が読まれているなんて、漱石は思いもしなかったでしょうねえ。
こんにちは。
「電子書籍」ですかぁ~。
私は、まだ使った事がないですねぇ~・・・
>初めからページ順に読むような本、例えば小説やまんがにはうってつけなんですが。
電子化された書籍が本と比べると数が少ないとは聞いた事はありましたが、飛ばし読みができないって初めて知りました(笑)
でも、まぁ~、何でも「一長一短」がありますからね♪(^^)♪
>アメリカ生まれの電子機器で自分の小説が読まれているなんて、漱石は思いもしなかったでしょうねえ。
漱石も、まさか自分の本が電子書籍化されるなんて思っていなかったでしょうね。
もしも今、漱石が生きていたら
「吾輩の本は、電子書籍である」という本を書いたかもしれませんね♪(笑)\(・・?。。。
>キンドル ペーパーホワイトの縁で、これまでタイトルしか知らなかった夏目漱石の「こころ」を読み始めました。
本が嫌いな人でも、電子書籍なら好きになれるかもしれませんね♪\(・・?。。。
http://www.youtube.com/watch?v=2wbAJzhR69o
コメント by 9時から男 2012年12月22日 8:33 PM
9時から男さん、メリークリスマスっ!
電子書籍の飛ばし読みは、やってできないことも無いですが、ページをパラパラめくるスピードはやはり”紙”が圧倒的ですね。電子書籍はキーワード検索ができるので、一文が記憶にあってそれを探すには、電子書籍がいいんですけどね。名作が無料というのは、今のところ非常にありがたいです。
コメント by たけうち 2012年12月24日 9:38 AM